2020年09月03日
人体&ツボ14・無重力
ブログ
地上では重量により体液は自然に下半身にたまる。身体の最上位にある脳は活動するため絶えず血液中の酸素やブドウ糖を必要として、心臓や循環器系が重量に逆らって下半身から血液をくみ上げ全身に送っている。人体には身体の状態をさまざまなセンサーで感知している。体温や体重、細胞成分などほぼ一定に保たれているのがこの働きによるものです。そこで宇宙空間では無重力のため上半身に血流が多く集まり、センサーは体液量過多と感知して、水分を排出す。すると血液が一時的に濃縮されドロドロ状態になり、血の巡りの悪化、血栓という血の塊が出来やすくなる。となると今度は、血液を薄めるため、血球数や塩類量が調整され濃縮血液はもとに戻るが、結果的に身体全体では血液量は減る。これが宇宙貧血と呼ばれるもの。この症状は無重量の環境に身体が適応した結果でもあり、宇宙滞在1か月で約8%、2か月で13%、3か月で16%の血液が減り、その分体重も減少すると言う事らしい。
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