2020年08月01日
☆動物の話2☆アヒル(前半)
ブログ
ある田舎の小屋でニワトリが卵を温め始めた。と言っても自分の卵ではない。飼い主が面白がっでアヒルの卵をニワトリの雌に預けたのである。やがて当然アヒルのヒナが生まれた。雌鶏は当然そのアヒルを我が子と思って疑わなかった。アヒルの子もまたニワトリの雌を母と信じていた。生まれて最初に出会う動物を母と思い込むことは動物の世界ではよくある。特に鳥の仲間に多い。やがてアヒルはニワトリの母と散歩に出かけた。池があった。アヒルの子は本能的に池に入ろうとした。しかしニワトリの母は本能的にそれを止めた。必死であった。ニワトリが水に入ったら溺れてしまうのである。母はアヒルの子をあくまで、ニワトリと思い込んでいるのである。とうとうアヒルの子が諦めてしまった。今はもうアヒルの子も母と同じ位大きくなった。しかし池の小魚を食べない。ミミズや虫を餌に、今日も母さんと散歩している。本能よりも母の教えに従ったアヒル。やはり動物は育ての母によって一生が決まるのかもしれない。
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